後付けHIDが格安で売られている。10,000円前後で売られているキットの殆どが中国製。アタリハズレの差が激しく、ハズレしかないんじゃないかというくらいハズレ率が高い。そういうハズレで作られたHIDキットは、本来のハロゲンバルブでの発光/配光と全く同じにするのは難しい。配光特性が違うと、他車が大迷惑するのはもちろんの事、運転する本人も暗く感じてしまうはず。

 配光特性が違っているという事は本来の光軸にならない。つまりは光がまとまらずに散ってしまっている。純正での配光を100%としたら、後付けHIDだと8割やら6割とかなり減るはず。
 ある一部を見ると確かにハロゲンよりもHIDの方が明るい。ただ、ライト全体、ライトとしての機能全体を見た場合は、全く役に立たない事があるのだ。特に上述した10,000円前後で売られている中国製のHIDキットがそれにあたる。

 ここ最近、後付けHIDを規制する動きがあるようで、その原因は安物中国製のハズレなHIDキットなのだ。既に大半のカー用品店や整備工場では車検不可と判断している様子。

 では、ハロゲン仕様の車はそのままで行けというのか。いや、そうではない。光源を明るく、つまりはバルブを変更すれば明るくはなる。
 巷で売っている青系に着色されたバルブは間違いなく暗くなるので使ってはならない。(黄色系の色を殺しているので見た目だけで明るくなるように感じるだけであって、光量を機械で計測すると純正よりも数値が低い、つまりは暗い)

 一時は着色バルブが流行っていましたが、ここ最近は純正色(某巨大掲示板ではクリアと呼んでいる)に戻りそうな予感です。

「ハロゲンで白くしていると貧乏丸出し」
「HIDもどきでカッコ悪い。」

 そして、そういう着色系バルブの寿命は基本的に純正より短命。短命で暗くて高い。最悪じゃないですか。そんな事があって、ここ最近見直されているのが純正バルブ相当で高効率のモノ。私がお勧めしたいバルブは、

PHILIPS
エクストリームパワー
パワー2ナイト

テクノギア
ナイトパワープラス
欧州の基準に則って製造されているバルブ。
クルマ文化は日本と比べてはるかに欧州の方が進んでいるので、上記バルブを選んでまちがいないです。

もうちょっと明るくしたいという人はこれ。
RAYBRIG
サーキットクリア
 純正が60w/55wなのに対し、サーキットクリアは85w/80wと消費電流が増えているがその分明るくなっている。もちろん純正のライトにそのまま使用できる。何も問題は無い。

欧州車って4灯ライトが多いです。ロービームとハイビームがぞれぞれ別となっている。
なので、バルブは4つ使う。
日本は2灯ライトが多い。H4バルブを使って、1つのバルブでロービームとハイビームを切り替える。
1つのライトでハイビームとロービームを兼用しようとするのがそもそも間違いで、ハイビーム時にロービーム側(照射範囲)が暗い灯体がたくさんあるのが現状。これはいただけない。個人的には、ハロゲン仕様でも4灯式ヘッドライトとして欲しいです。