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姪が見ているプリキュア。2月7日放送から新番組となりました。
なんだかなぁ。そのプリキュアも含めて、アニメの質がだんだん劣化している様に感じる。

昔のアニメは少なからず何らかのトキメキがあった。それは世代を超えてもあった。
だから、今もなおそれが語り継がれ、心に残る。

ところが、今のアニメにはトキメキが無い。ワクワク感が皆無。
自分が大人になったから?大人になって趣味や趣向が変わったから?
いや、そうは思わない。

私が感じるのは

「どこかで見たことある内容。」

つまりは、「他で売れた」から「他で当たった」からマネすればこれもイケるだろうという製作者側の考えがそのまま作品に現れてしまっている。

別にアニメに限った事では無い。今のテレビ業界全般に言える事と感じる。

昔のテレビ番組って「超えてはダメな一線」ギリギリで番組を作っていた。
見る側も、その一線を超えるんじゃないかというハラハラドキドキ感で見る事ができた。

ところが今の番組はどうだろうか。

昔と同じように「超えてはダメな一線」はあるのだろうけど、それを超えてしまっている。
それどころか「これくらいなら超えてもいいだろう。」と感じる。

で、ある番組が一線を越えると、他者も追従する。
「これくらいなら。」を繰り返して、気付くととんでもない状況になっている。
番組製作時の事故、昔もあったけど今の方がよっぽどタチが悪い。
これも、そういった制作側の考えがあるからだと私は思う。

昔の番組を再放送した方が視聴率が取れるんじゃないかな。
だって、昔の番組のDVD-BOXが売れていますから。