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 私の車は前輪駆動ですが、寒冷地仕様としてヒーテッドドアミラーが装備されています。ドアミラーを温めて雪や氷を溶かす装置ですが、曇りも除去できます。雪国以外でも使い道のあるこのヒーテッドドアミラーは、高級セダンには2WDでも装備されているようですが、大衆車は寒冷地仕様を選択しないと装備されないか、4WDで標準装備されていても2WDではオプションですら用意されていない日本車が殆ど(軽自動車は2WDに装備不可能)ですが、欧州では基本的に標準装備です。そういった点が日本と欧州とで車に対するモノづくりの考え型が違うのだなと感じます。
 スズキとマツダと日産に、2WDでヒーテッドドアミラーをオプションで用意していない理由を問い合わせてみたところ、ヒーテッドドアミラーは寒冷地(=雪国)専用の装備と頭の悪い輩たちが思い込んでいるようです。雪国では4WDの需要が多いため、営業マーケティングの観点から4WDには標準装備してますとの回答です。
 トヨタやホンダは2WDでも寒冷地仕様を選択することで装備することが可能なので問い合わせることはしませんでした。

 スタッドレスタイヤの性能向上、及び、除排雪が丁寧に行われてるので、実は4WDであるメリットが減ってきています。むしろ降雪が無い季節での燃費悪化のデメリットの方が大きい。
 ということで、本当はFFで事足りるんだけど、ヒーテッドドアミラーは4WDに装備されることが多くてね。自動車メーカーは、2WDでもヒーテッドドアミラーを選択できるようにしてください。降雪時や寒冷地以外でも需要がある装備なので。

 もっとも、しばらく車は書いませんが(笑)

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先日、スイフトがモデルチェンジしました。
1.3リットルと1.2リットルとあったエンジンが1.2リットルに統一され、3グレード用意されている


ほぼフル装備の上位グレードであるXSを筆頭に、XL、XGと続く。
XSには2WDと4WDが用意されてトランスミッションはそれぞれCVTのみ。
その他グレードには2WDには5MTとCVTが用意されるが、4WDはCVTのみ。

全グレード共通仕様として、4WDは全てリアディスクブレーキとなっている。
その他に細かい共通仕様はあるが、それは各々でカタログを眺めてほしい。

雪国に住んでいるモノの意見として、4WDのMTが無くなったのは残念だ。
上位グレードのXSに限っては、ステアリング付近に用意されたシフトスイッチ(パドルシフト)で7速MTモードとすることができるようだが、結局はCVTをただ単にプログラムで有段化しただけであり、クラッチのあるMTとは全くモノが違う。海外向けにはしっかりと4WD+MTが用意されているのだからコスト云々の問題では無い。例え日本国内での需要が少ないにしろ、MTは用意すべきである。

EPS等の安全装置がXSのみで、それ以外のグレードにはオプション設定すらされないのは、つまりは金持ち以外は事故の際に死ねってことだと思う。もっとも、金持ちはスイフトは眼中無いだろうが、安全装備はオプション設定があってもいい。

標準装備不要なモノとして、XSのオートクルーズ機能を挙げる。
スイフト等の小型車クラスで長距離を移動する人がどれだけいるのだろうか。
上限100km/hでの定速走行が可能なので一般道でも需要はあるかもしれないが、少なくともこれは標準装備ではなくてオプション設定で十分である。


リアディスクブレーキも不要。競合他車と差別化すべく採用したのだろうけど、ドラムブレーキで事足りるんじゃないかなぁ。

ここで嘆いたところでスズキの上層部はグレード構成を変更することは無いでしょう。

スイフトの購入を検討されている方がいるとしたら、私は迷わず最上位グレードであるXSをお勧めする。税金等の諸経費を含めると総額200万円近くの金額となってしまうが、他のグレードとの装備に違いがありすぎる。違いがありすぎだが、XSの装備に対しての車両価格設定はお買い得感がある。つまりは一番お買い得なグレードがXSであると。

ちなみに私もこのスイフトの購入を検討している状態ではあるが、今の車であるヴィヴィオも捨てるのが惜しい。MT+パートタイム4WDが設定されている軽自動車は、ジムニー等を除いて数少ない車種だからだ。既に走行距離は11万キロを超え、先日は突然冷却水が漏れるハプニングがあったが、エンジン等の機関は絶好調でまだまだ走る気満々。
さらに、旧規格の軽自動車なのでボディサイズが小さく、狭い立体駐車場で重宝するのだ。

MTの懸念事項もある。MTというだけで家族のうち私以外は誰も運転せず(運転するのを拒む)、僅かな車の移動も私がやる羽目になり、その日に車を運転することが無いことを確認してからの飲酒となってそれなりに気を使ったりしているが、このスイフトに乗り換えると上述した懸念事項が解消されるのだ。
既に結婚して世帯を持っているわけで、個人都合より家族都合を優先すべきとは思う。
思うが、やはりMTを捨てることは勿体ない気がする。

勤務先の会社の車はMTなので、MTに乗る機会が無くなるわけではないが、ATに乗り換えるということで逆に懸念されることが、いざという時にスムーズにMT車を操作できるかということである。身体は覚えているというが、使わない機能はどんどん忘れてしまいます。

ということで、スイフトに4WDのMTが出ることを期待しつつの記事とします。

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 大衆車に装備されている4WDって、その殆どが、いわゆるスタンバイ4WDでして、前輪と後輪の回転差が大きくなって初めて4WDとなるのですよ。なので、プロペラシャフトは回転しているけれども常時4輪全てが駆動しているわけではなくて、FFベースなら前輪、FRベースなら後輪のみが駆動しているのよね。
 そのような車でのエンジンブレーキ、実は前輪または後輪の何れか2輪にのみかかっていて、4輪全てでエンジンブレーキがかかっているわけではない。理由は上述したとおりに、前輪と後輪の回転差が発生して初めて4輪全てに駆動かかかる。

 4WDこのエンジンブレーキ時に4輪全てに駆動がかかると思い込んでいるユーザーは多いと思う。発進時にのみ着目されがちだが、発進よりも減速/停止の方がはるかに大切なんだけどね、各社メーカーサイトのページを見ても、エンジンブレーキ時の駆動のかかり方を説明しているところは皆無だった。

 私の車はスバル・ヴィヴィオ。FFと4WDをスイッチにより選択できる「パートタイム」である。4WD時は前輪と後輪が直結となり、タイトコーナーブレーキング現象が発生する。なので、ハマった場合の緊急脱出時用として、普段はFFで走行しているわけですよ。

 「何故4WDにして走らないの?」
とよく言われるのですが、普段の走行で4WDにする必要性を感じないからFFで走行しているわけであって、逆に、直結4WDとなった場合のコーナリングは、4輪のうち何れかがスリップしているわけであって、運転していてもどの車輪が滑っているなんて判りません。どの車輪が滑っていると把握できないととても怖いです。
 だったらFFでいいじゃないかと。
 
 「FFだから滑る。4WDだから安心。」
 この「滑る」ってどういうこと?発進時の空転なのか、制動時のスリップなの?どちらなのかを問い詰めても「とにかく滑るんだよ。」との回答しかないのだ。

 雪国育ちではない私が思うのですが、4WDを過信しているor過信しすぎているのは、実は雪国に長く住んでいる人たちではないかと感じます。

 私の仕事仲間は皆、車のこれらの仕組みを理解しているようで安心はしています。

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