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IT関係の仕事をしていると、PCのプロと思われてしまう。
それはそれで嬉しいことなんだけれども、かえってそれが仇になることもある。
コンピュータと一言で表現すると、この世の中にある電化製品は全てコンピュータである。携帯電話や電子レンジ、冷蔵庫や多機能腕時計までもが全て電子制御されていて、それらにはプログラムが組み込まれている。
私が仕事で扱うのはPC。Windows上で動くアプリケーションの開発を行っているわけで、全てのIT業界に対してプロではない。むしろ知らない分野が多い。
それなりの開発環境があれば、電子機器に組み込まれているプログラムを解析できないわけではないけれども、そんな環境を整えるのは絶対に無理。

話を元に戻しますが、IT関係の仕事といっても、プログラムを作るソフトウェア屋から、GCを作るグラフィックデザイナー、PC本体を作るハードウェア屋等、いろいろジャンルがあるわけです。
なので、「パソコンで絵を描いて。」とか、「ハードディスクの調子が悪いから見て。」とか、私の管轄外なのですけれども、上述していますが「PCのプロ」と一括りにされてしまうので、色々とお願いされてしまう。
PC関係ならまだしも、HDDレコーダやテレビの調子も見てくれと言われることもあるのです。
「私の管轄外だから無理です。」
というと、「それでもプロなのか」という視線があるのですよ。そしてそれで信用をなくしてしまったりと、たまったもんじゃない。