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 信号が青になると、対向車(直進や左折車)より先に交差点に侵入して右折を終わらせようと、アクセル全開にして右折をしていく自動車が青森県内で目立つ気がします(東京や埼玉でもそういう運転をする人はいましたが、目立つ程でもない)。そういう車の殆どが、右折先の横断歩道上に歩行者や自転車がいるかどうかを確認しないで侵入するので、横断中の歩行者を発見して急制動をして停止、歩行者の横断が終わるのを待っている間に、直進車または左折車の進行を妨害します。歩行者からしてみれば非常に危険な車であり、また、直進車や左折車からしてみれば、交通ルールを無視する厄介な車。いずれにしろ迷惑極まりない車である。
 そのような迷惑車を無くすには、全ての交差点に右折専用レーンを設置し、直進及び左折のみ侵入可能とさせ、右折車は独立させて侵入させるべき、右折専用矢印信号を設置すべきと思う。
 横断中の歩行者に身の危険を感じさせるのは、実は道路交通法違反です。道路交通法第38条に違反しています。また、直進車および左折車の進路を妨害するのも、進路妨害となる道路交通法違反です。道路交通法第37条に違反しています。
 現実的に、それら行為を取り締まるシーンを見たことはありませんが、違反は違反。検挙対象となります。では、なぜ違反なのか?それは、交差点では右折車の身分が一番低いからです。右折車の身分を低くすることによって、交通の流れをスムーズにしています。バス等が譲ってくれることがありますが、それらを除いて、交差点内で一番身分の低い右折車はじっと我慢するしかない。
 「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがありますが、まさにそれですね。先日も桜塚やっくんが事故で亡くなったばかり。いつなんどき事故で命を落とすことがあるかわかりません。自己防衛するしかない。