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 2019年(平成31年)3月25日に青森市営バスのダイヤ改正がありました。この改正は歓迎したいないようです。特に、古川止まりだった便が全て青森駅まで乗り入れるようになったのが大きいと感じます。また、夏季ダイヤと冬季ダイヤの2シーズン制のダイヤを導入するとのことです。冬季ダイヤに関しては、実際にそのダイヤに切り替わった後、本格的な冬になった時にダイヤの良し悪しが判明するため、現時点では未だ何とも言えませんが、青森市営バスをより便利にしていこうという思いを感じ、期待しています。

 朝の通勤時間帯では、自宅の最寄り駅から青森駅まで行く便が増えたのが嬉しいです。ダイヤ改正前は古川で下車して青森駅までの約1kmを歩いていたのですが、青森駅を終点としたことによって、悪天候時に濡れることも少なくなり、夏季もできるだけ涼しい車内に乗車できるということが素晴らしいです。

 帰宅時間帯の便については大きな変化はありませんが、古川発の便が全て青森駅発となったことにより、改正前は時間帯によって古川バス停まで歩いていましたが、青森駅から乗車できるようになりました。しかもそのバスは自宅のすぐ近くをバス停を通る。欲を言えば、その便が18時台後半に1本あると更に便利になると思いますが、需要が少なければ実現は難しいですね。

 さて、ここからが提言したいことです。
  1. バス専用レーン/バス優先レーンの拡大
    私が利用している範囲で得た情報ですが、国道7号線〜国道4号線の第1車線(最も左側の車線)は、朝はバス専用、夕方はバス優先となっています。
    この専用/優先の範囲を、国道だけではなく、青森市内の2車線以上ある幹線道路全てに適用するべきであると考えます。例えば中央大橋通りなど。そうすることで、バスの遅延が減り、より正確なダイヤで運行することが可能となります。また、専用レーン/優先レーンでの一般車両の違反取締をより厳しくし、道路交通法上では乗合自動車(バス)が優先ではありますが、優先であることを明示しないと一般的に理解されないのではと思います。
  2. バス発進時妨害違反の取締強化
    道路交通法ではバス発進時にそれを妨害してはならないと規定されています。バスを優先している運転者もいますが、それ以上に守らない運転者が多いと感じます。(1)の内容とも一部重複しますが、バス優先であることを明確にする必要があると感じます。
  3. 臨時バスの運行
    青森市内で催し物があるときに、開催場所まで直通する臨時バスを運行することで、そのイベントがより盛り上がると思います。春の桜の時期に合浦公園や野木和公園までの直行便や、夏のねぶた祭りなど。青森駅発着の規定路線ではなく、イレギュラー対応。例えば大野地区から合浦公園/野木和公園までの直通便、ねぶた祭り前夜祭でのアスパムまでの直行便(こちらは青森駅から歩ける距離なので不要かもしれませんが)など、普段は直行していない臨時路線を設置することで、より楽しみやすくなるのではと感じます。
  4. 特定区間内の定額運賃
    土日祝日限定で青森市中心部の路線を定額運賃とし、より気軽にお得にバス利用ができるようになれば良いと思います。青森市中心部ですが、西は津軽新城、東は小柳付近、北はフェリーふ頭、南は青森朝日放送付近。このエリア内で青森市の利用者の大部分をカバーできるのではと思います。定額外運賃の場合には、乗車バス停から定額運賃エリアまでの料金に100円程度を加算とし、定額運賃との差をできるだけ少なくするように設定。ただし、現在実施しているエコ100の制度は残します。
1.と2.については、青森市営バス単独では実現できませんので、青森市営バスを発起人として、青森市や青森県警察へ働きかけて欲しいと願います。