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 多くのWindows向けキーボードには、アプリケーションキーというキーが備わっています。
アプリケーションキー
これは、主にマウスの右クリックと同じ動きをするキーで、ほとんど使うことはないかもしれませんが、仕事で使っている人はいるかもしれません。現に私も仕事ではこのキーを多用しています。
 つい先日購入したiCleverのメカニカルキーボードには、アプリケーションキーが無く、代わりにALTキーがあります。
メカニカルキーボード

 アプリケーションキーが無い!と思ったのですが、どうやらShiftキーとF10キー同時押しで代用できるみたいです。
SHIFT+F10

 これを踏まえて、iCleverの設定ツールを起動します。設定ツールはiClever宛にメールを送ることで、設定ツールをダウンロードするリンクを教えてくれますので、それに従ってインストールします。設定ツールをインストールしている前提で進めます。
 設定ツールを起動したら、割当を変更したいキーをクリックします。今回は右ALTキーにアプリケーションキー機能を割り当てたいので、右ALTキーをクリックします。
iClever設定
 すると、現在のキー機能という画面が開くので、ここで「キーボード」をクリックします。
現在のキー機能
 右側に「シングルキーあを入力してください」と出るので、その状態で「SHIFTキー」と「F10キー」を押します。すると、「SHIFT + F10」と表示されるので、OKボタンをクリックします。
(※何だこの日本語……、誤字だろうな)
設定後
 元の画面に戻るので、ここで「実行」ボタンを押すと設定が反映されます。
実行ボタン
 これで、右ALTキーにアプリケーションキーの機能が割り当てられました。

 設定アプリを使用するに当たり、注意点があります。
  • バックライトの明るさが設定前と設定後で変わる。
    バックライトの明るさを最大にしていたのですが、設定後は少し暗くなりました。その後に設定をもとに戻して問題解決です。
  • 英字キーボードになるときがある
    設定前は日本語キーボードと認識していましたが、設定後は英字キーボードになってしまったようです。その場合、一旦、キーボードをPCから抜き差ししてみると、日本語キーボードとなりました。右ALTキーに割り当てた機能はそのまま残っていました。