シャープのホームネットワークの考え
どうやらシャープは、自社製品で消費者を囲いたいようだ。もちろん、メーカーとしての方針は決して間違ってはいない。
テレビやレコーダ等は同じメーカーの方が機器同士で連携できるので使い勝手がとても便利になる。
ただ、他社製品を受け入れないと捉えられる方針は止めた方がいい。
東芝やソニーもホームネットワーク対応製品を出しているが、バッファロー等のサプライメーカーとの連携を強化しているのか、自社製品以外での動作を認めているし、サイト上にも掲載している。
シャープは自社製品の動作保証をしているが、他社製品との動作検証を行っていないし、他社製品サイトでもシャープ製品での動作保証はしていない。
何故にシャープ製品は掲載されていないか。
各社サプライメーカーもシャープ製品との動作検証をしたいのだろう。そうすることで幅広いユーザーに使用してもらえるし、消費者にも選択の幅が広がって良いことだらけ。
でもなぜシャープ製品が掲載されていないか。私の勝手な想像だが、シャープが許していないんだと思う。
「自社製品に接続して連携するのは自社製品のみ!他社の接続は許さない!」
ということに尽きると思う。
私が所有しているシャープのBlu-rayレコーダ「BD-HDS53」は、DLNA対応と以前の記事に載せた。
自宅PCからレコーダ内の番組(ファイル)は認識できたので(再生は不可だった)ので、DLNA+DTCP-IP対応している他社製品でも使えるだろうと予想する。
上記の件をシャープのサイトから問い合わせてみた。すると以下のような回答。
転載はしないでくれとあったので要約すると、
他社製品との動作検証をしていませんので保証は致しかねます
こちらも予想通りの回答でした。動作検証していればサイト上に掲載してるってね。
私の独断と偏見での意見だが、メディア関連でホームネットワークを考えている人はシャープ製品を候補から外すことをお勧めする。
シャープ製品で固めたいという人はそれでいいと思うのだけど、そうすることによって、少なくとも汎用性は無くなることだけは認識していただきたい。